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マインドマップとダ・ヴィンチ

皆さんこんにちは!講師の岡べまさみち です。

 

ルネサンス期を代表する芸術家として名高いレオナルド・ダ・ヴィンチは高名な芸術家でありながらも科学者としても活躍した天才でした。そのダ・ヴィンチが習慣にしていたことがなにか、ご存知ですか?

 

レオナルド・ダ・ヴィンチは、モナリザの微笑みの作者として日本でも人気が高いですね。レオナルドのそのマルチで高い創造性は、これからの社会には是非必要な能力です。どのようにすればレオナルドのように思考を働かせることが出来るのでしょうか?

 

レオナルドが日頃習慣にしていたことが創造性開発のヒントになるはずです。レオナルド・ダ・ヴィンチの習慣、それは、メモを書くことでした。レオナルドはメモ魔として有名で、興味を持った事柄について詳細な説明とドローイングで徹底して記録を残していきました。

 

レオナルドの興味の範囲はとても広く、絵画、解剖学、建築、鳥、武器などの科学や芸術の分野から 食料品や召使いなどの日常的なことまで 多岐に渡っています。

 

また、そこに書かれている文字は不思議なことにほとんどが鏡文字(左右反転している)で書かれています。レオナルドは両方の手で絵を書いたと言われており、文字が反転しているのもその方が書きやすかったのかもしれません。

 

ドローイングは写実的で超リアル。レオナルドは物ごとを徹底して観察すること、そしてデッサンを沢山することが、新しい発見につながるのだと主張していました。これらのメモは「レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿」として現在もその一部が残されており、日本でも何度か公開されています。

 

マインドマップの考案者トニー・ブザンはこのレオナルドの手稿を大いに参考にしました。イラストと文字を交えながら思考を繰り広げるマインドマップの書き方は、まさにレオナルドの手稿に似ています。マインドマップを書く習慣が創造性の向上に役立つといわれる所以です。

 

こちらのサイトには、ダ・ヴィンチなどの天才とマインドマップの関係が掲載されています。よかったら、覗いてみてください。


 「世界の天才たち」
  https://www.mindmap-school.jp/mindmap/genius/

 

(講師: 岡べまさみち)

 

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