講師の安田裕美です。
仕事柄、研修やセミナーの内容を考えたり、その中で使用するケーススタディや事例問題を作ることも多いです。
ケーススタディとは、ある程度の分量の文章や数値などのデータを添えた企業の事例などを取り上げて、設問を考え、解答例を書くもので、場合によっては解説なども書いていきます。
このケーススタディを作るのはなかなか時間がかかるのですが、特に以前はどうしようかと頭を悩ませながら行ったり来たり、文章を書いては消し、書いては消し、を繰り返していたのです。
でも、マインドマップを使うことで、だいぶその時間が短縮できるようになりました。
なぜなら、マインドマップは「まず頭の中にあることを全て出す」=頭の中の「見える化」を実践することができるからです。
ケーススタディだけでなく、レポートや様々な報告書などの「完成品」の場合、その出来上がった最終の形しか見ることができませんよね。
でもマインドマップでは、今頭の中にあるものをすべて吐き出すことができますし、吐き出した「アイディアのかけら」からの思いつきレベルのものもどんどん書き出し、広げていくことができます。
頭の中で、これは書くのをやめようとか、使えるかどうかわからないな、というようなことも洗い出して、そのうえで全体を眺めながら取捨選択をすることができるのです。
時間の短縮にもなりますし、内容の深堀りもできるようになりましたよ。
皆さんもぜひ、まずは考えていることを洗い出すこと、意識してみませんか。
(執筆: 安田 裕美)
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