マインドマップ・インストラクター (東京都)
ビジネスの基礎スキル向上に、効果抜群でした。
この講座の目的は、マインドマップのさまざまなシーンでの使い方をマスターする、マインドマップをかきまくり、身体で身につける、というもので、具体的には、文章読解・論理構築・読書・勉強・コンセプト・プレゼン・ファシリテーションのシーンでのマインドマップの活用方法を教えてくれる内容でした。
それまで私は、読書、セミナーの記録やToDoリストの作成などでマインドマップを使っていましたが、もう少しビジネスシーンでの活用方法を知りたいと思い、この講座を受講しました。
結果、仕事の中で活用していく自信が、とても大きくなりました。
特に、論理構成にマインドマップを使う方法が、面白かったですね。思考方法には、演繹法と帰納法がありますが、私は、あまり会社の仕事では、帰納的な思考をすることが少なかったように思います。
それが、ミニマインドマップを使って、沢山の事項を書き出し、それを要約するようにフルマインドマップを作るという方法をとることで、全体を俯瞰してものごとの筋道を考えることが、とてもやりやすくなりました。
このことで、速攻的に効果があったのが、スピーチ原稿の作成です。
以前は、ひとつのスピーチを考えるために、ああでもないこうでもないと、ワープロを打ち直して、とても時間がかかっていたのですが、マインドマップで構成を考えるようになってからは、驚く程の短い時間で出来るようになりました。
スピーチをするときも、マインドマップの原稿を見ながらだと、全体の流れを把握しながら話せるので、とてもやりやすい。
ファシリテーションの力も、格段にあがりました。
会議でマインドマップを書くことの効果は、もちろん大きいのですが、それ以上に、マインドマップをかきなれることで、思考の流れや論点を把握する力があがったことが、大きいと思います。自信をもって、場を仕切れるようになりました。
マインドマップで、ことばを適確に整理したり、見て分かり易い表現をする力が上がりましたので、会議でホワイトボードを使うことが大好きになりました。少し議論が迷走しだすと、さっと前にたちホワイトボードに書きながら、議論を整理します。
ホワイトボードを使いこなす力が、ファシリテーターには不可欠といわれています。会議が見える化することで、とても生産性が上がるからですね。こういうところでも、「マインドマップが役にたっているなぁ」と、実感しています。
マインドマップの色々な活用シーンを習ったことで、自分なりにマインドマップの使い方を考えるヒントにもなりました。
マインドマップは、思考のための道具なので、個人個人に適した使い方があると思います。私自身これからも色々な活用方法を考えていこうと思っています。
マインドマップ (作: 岡べ まさみち さん)