マインドマップのかき方「6つの法則」


本物のマインドマップとは

 

マインドマップは英国の著述家であり教育者のトニー・ブザン氏が考案しました。脳の自然な働きを生かした思考の表現方法として、世界中で使われています。

 

トニー・ブザン氏は英語のみならず日本語でも「マインドマップ」を商標登録しており、2019年4月のブザン氏の他界後は、英国のThe Brain Trust Charityがブザン氏の権利を継承しています。

 

トニー・ブザンが考える本物のマインドマップは脳の特性を生かした自然な思考表現であるため、創造性を高め、記憶や学習、発想などに高い効果を発揮します。脳本来の生き生きとした力引き出すことのできる大変有効な方法です。

 

これらのマインドマップの持つコンセプトを正しく伝えているのはトニー・ブザン氏のライセンスを保有する正規のインストラクターたちのみです。

 

本物のマインドマップと呼べるものは、以下のようにカラフルでイメージ豊かにかかれており、脳の創造性を発揮したものになっています。

 

マインドマップ 「旅行の思い出」(作: 塚原 美樹)
マインドマップ 「旅行の思い出」(作: 塚原 美樹)

マインドマップではないもの

マインドマップの考案者であるトニー・ブザン氏はその著書の中で、「マインドマップとは言えないもの」を明示しています。しかしながら、多くのウェブサイトなどでは、これらに該当するマインドマップではないものがマインドマップとして紹介されています

 

以下にブザン氏が著書の中で紹介している「マインドマップとは言えないもの」のサンプルを示します。これらをマインドマップと紹介しているものは考案者の考えを理解しておらず、コンセプトの一部が似ているものをマインドマップと呼んでいますが、実はマインドマップとはまったく異なるものです。

 

 

スパイダー図の例 (マインドマップではない)
スパイダー図の例 (マインドマップではない)
コンセプトマップの例 (マインドマップではない)
コンセプトマップの例 (マインドマップではない)

 

 

一目見て分かるように、マインドマップは上記のようなスパイダー図、コンセプトマップと大きな違いがあります。 

 

マインドマップは脳が自然に扱っている「イメージ」という重要な要素を取り入れています。実際にかいてみると分かりますが、色やイメージを使った時と使わない時とでは、発想がまったく変わってきます。

 

また、言葉や文章を○の中に書き、線でつなぐスタイルもマインドマップとは呼べません。マインドマップのかき方をマスターするとよく分かりますが、このスタイルでは、思考が広がりにくく、何が重要であるかなども分かりにくくなります。マーキングや矢印などを後から書き足すこともしにくいため、全体の関連性を統合することも難しくなります。

 

マインドマップのソフトウェア、アプリであると名乗っているものの中にも、実は、本来のマインドマップとは異なる形のものが多数あります。生前、トニー・ブザン氏は唯一の公認ソフトウェアとしてiMindMapを指定しました。現在は、iMindMapはAyoaというソフトの中に組み込まれていますが、本来の形が崩れてしまっている点が見られます。

 

ソフトウェアを使用する際にも、本来の正しいかき方、使用方法をまず身につけ、その上でソフトを適切に活用すれば、マインドマップの本質であるメンタルリテラシー(トニー・ブザン氏が考案した「頭を使いこなす力」を表す言葉)を鍛えることができるでしょう。

 

本物のマインドマップのチェックリスト

トニー・ブザン氏は著書の中で、本物のマインドマップを見分けるためのチェックリストを以下のように紹介しています(「マインドマップ最強の教科書」より抜粋)。

以下に一つでも当てはまらないものは、本物のマインドマップではないとしています。

明確なテーマはあるか
□ そのテーマはセントラル・イメージに表されているか
□ 中央から放射状に広がる図か
□ 「一つのブランチにつき一語」が守られているか
□ イメージが使われているか 
□ 全体に色が使われているか
□ 見やすくわかりやすいか
□ 自然で有機的な外観か
□ 視覚に強く訴えるか

本物のマインドマップをかくための「6つの法則」

 

マインドマップは考案者のトニー・ブザン氏が長年の間にその形を磨き込んでおり、脳の創造性を発揮しやすく、使いやすく、また見た目も美しいものに仕上がっています。

 

正しいマインドマップをかく際には、守ってほしい「6つの法則」があります。

 

この6つの法則は、脳の創造性を引き出すマインドマップの良さを最大限に発揮するために考えられたものですので、マインドマップを使う時の指針として守っていきましょう。

 

また、「なぜこのような法則があるのか?」を理解することで、その大切さがより深く分かり、また応用方法も考えることができるようになります。

 

 

マインドマップ 「マインドマップのかきかた・6つの法則」 (作: 塚原 美樹)
マインドマップ「マインドマップのかきかた・6つの法則」 (作: 塚原 美樹)

マインドマップの法則1 「用紙」

 

マインドマップをかく時には、用紙の選び方にも気をつけましょう。

 

罫線のない無地の用紙を、横長に置いて使うようにします。

 

「無地」の用紙を使う

マインドマップをかく時には、無地の用紙を用います。

 

なぜ、罫線のある用紙を使わないのかというと、罫線があると、無意識のうちに罫線に影響を受けて、思考の自由度がなくなってしまうからです。

 

たとえば、罫線のある用紙を使ってアイデア出しのブレインストーミングをしたところ、罫線の数分だけアイデアを出したところで思考がストップしてしまったという例がありました。これは、脳が無意識的に「仕事は完了した」と感じたために起きたことでしょう。

 

 

このように、私たちの脳は、気づかないうちに罫線の影響を受けています。自由な思考をするためには、無地の用紙を使うようにしましょう。

 

用紙は「横長」に置く

マインドマップをかく時には、用紙は横長に置いて使用します。

 

これは、マインドマップは、基本的に横書きであるからです。

 

マインドマップは、イギリスで生まれたもので、英語が横書きだからということもありますが、マインドマップの「線 (ブランチ)」が、言葉に対してアンダーラインのようなものであるから、とう理由もあります。

 

このトニー・ブザンがかいたマインドマップを見ると、言葉と線が一体化しているように見えませんか?

 

マインドマップ 「MEGATRENDS by John Naisbitt」
トニー・ブザンがジョン・ネイスビッツの「メガトレンド」という書籍の内容をまとめたマインドマップ

 

このように、マインドマップを作成する際には、線が言葉のアンダーラインになるように作成すると、後から見て、一体化して見やすいものになるのです。

 

アンダーラインがあるので、基本的に言葉は横書きとなります。そのため、用紙も横長に使用するのだと覚えておいてください。

 

じっくり考えたい時には「大きな」用紙を使う

マインドマップをかく用紙の大きさですが、これは用途に応じてさまざまです。

 

携帯用の小さなメモ帳にかいても構いませんし、大きなキャンバスに絵を描くようにのびのびかきたければ大きな用紙でも構いません。

 

 

じっくりと考えごとをしたいのであれば、なるべく大きな用紙にカラフルにクリエイティブにかくと良いでしょう。

 

紙が小さいと、かくスペースが少ないので、脳も縮こまってしまいそうですね。

 

どんどん思いついたことをかいていくスペースがあるような大きな用紙を使うことで、のびのびと思考が広がり、思考整理も進み、面白いアイデアも湧いてくることでしょう。

 

マインドマップの法則2 「線」

 

マインドマップには、セントラルイメージから放射状にたくさんの線が伸ばされています。

 

この線のことを「ブランチ (枝)」と呼びます。まるで木の枝のように、ブランチ同士はつながり、外に向かって分岐していきます。

 

ここでは、ブランチにはどのような意味があるのか、ブランチはどのように描けばよいのかについて解説していきましょう。

 

ブランチのつながりは「関連づけ」を表す

マインドマップのブランチが、どのようにつながっているかというと、「関連づけ」でつながっています。

 

この関連づけは、ロジックツリーのように階層と分類を正確に表したものではなく、もっとゆるやかなものです。このつながりは、脳が自然と行っている連想の連なりであると言うこともできます。

 

本来、脳の連想は、関連性はあるものの、論理的な階層や分類になっていないものがほとんどです。その連想を素直にブランチのつながりに表しましょう。

 

「メイン・ブランチ」と「サブ・ブランチ」

セントラルイメージから直接伸びている第1階層目の太いブランチのことを「メイン・ブランチ」と呼びます。

 

これに対して、第2階層目以降のブランチを「サブ・ブランチ」と呼びます。

 

メイン・ブランチは、記憶しやすい数として、6~7本までが良いとされていますが、特に数の決まりはありません。メイン・ブランチは、マインドマップの中の「まとまり」を表しています。

 

メイン・ブランチごとに同じ色でブランチをかいていくと、まとまりごとに色分けされ、固まって見えるのでオススメです。

 

サブ・ブランチは、メイン・ブランチにつなげる形で伸ばしていきます。1本のブランチの先端からいくつに分岐しても構いません。注意点としては、必ずブランチの先端から分岐させるということ。ブランチの途中から分岐させてしまうと、どこまでが1本のブランチなのか分かりづらくなってしまうので、必ずブランチの先端から分岐させましょう。

 

また、基本的に、ブランチは中央から放射状に広がっていますが、時々、複数のブランチが、1本のブランチにまとまるなど、外に向かって収束させているところがあることにも着目してください。

 

マインドマップ 「LEARN」 (作: 塚原 美樹)
マインドマップ 「LEARN」 (作: 塚原 美樹)

マインドマップのブランチは「曲線」で描く

自然界のものは、すべて曲線であると思いませんか?

 

たとえば、まっすぐに伸びているように見える水平線も、実はぐるっと360度の円状になっており曲線です。ゴツゴツした木の枝も、よく見ると曲線です。

 

自然界のもの、有機的なものというのは、すべて曲線でできているのですね。

 

曲線であることは、脳が普段触れている自然に近い状態ということでもあります。マインドマップのブランチをかくときも、脳に自然な形である有機的な曲線でかいてみましょう。

 

今までのノートでは、曲線を使うことは少なかったかもしれません。定規を使って無機的な直線をかいていたかもしれませんが、実は、曲線にはさまざまなメリットがあります。

 

  • さまざまな方向に伸ばせるので、スペースを有効活用できる。
  • 柔軟で自由な印象を感じさせる。
  • 美しい。
  • 絵的なので記憶に残る。
  • くねらせ方次第で個性が出せ、目立たせることもできる。

 

マインドマップのブランチをかく時には、ぜひフリーハンドで、自分らしい個性的な曲線を描いてみましょう。

 

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マインドマップの法則3 「言葉」

 

マインドマップは、ブランチの上側に言葉かイメージを載せていきます。

 

長々と文章を書かないという点が、一番の特徴でしょう。

 

言葉で書いていくことができるため、文章作成の手間がかからずスピードが出せます。また、ブランチのつながりで意味が分かるので、文章で書かずとも思い出すことができます。

 

また、言葉に分割して書いておくことで、後で付け足しがしやすくなり、より柔軟性が増すので、使いやすくスピーディーに書くことができます。新たなことにも気づきやすくなり、視野も広がりやすくなります。

 

ブランチが「アンダーライン」に見えるように

マインドマップは、まず線を描き、その上に言葉を書く、という順序で書き進めます。なので、先に言葉を書かないようにしましょう。

 

また、言葉を書くときには、ブランチの上側にバランス良く文字を配置し、ブランチの「くねり (曲線)」に沿って書きます。言葉に対して、ブランチがアンダーラインに見えるように書くと良いでしょう。こうすることで、言葉とブランチが一体化して見え、後で見た時にまとまって見えます。

 

 

線と言葉が離れており、アンダーラインに見えません。一体感がないので見にくいです。


浪間 亮 講師

 

 

線の端っこに言葉が書かれており、バランスが良くありません。


 

線の上にバランス良く言葉が書かれています。


 

この図のように、言葉を線の端に書いたり、線と離れたところに書かないようにしましょう。一体感がなく、見づらくなってしまいます。

 

頭に浮かぶことの「10%の言葉」を選ぶ

マインドマップをかくときには、すべての言葉を書こうとせず、記憶を引き出すためにポイントとなるようなキーワードを、思い浮かんでくること全体の内の10%程度に留めて書いておきましょう。

 

マインドマップをかくスピードを上げるということも、実はとても大切なことです。なぜなら、マインドマップをかくことが目的ではなく、マインドマップを使って頭を上手に使えるようになることが目的だからです。

 

頭を上手に使いこなす上で、やはりスピードは大切ですよね。省略できるところは、省略しましょう。あなた自身が、後で見て分かればいいのです。

 

一方で、分からなくなるほど、言葉の量が減ってしまっても良くないですね。ときには、正確に記載するために、文章で書いておきたいこともあるはずです。そうしたら、マインドマップの端の方にでも書いておいたら良いのではないでしょうか。

 

マインドマップを使いこなし、けれどマインドマップにとらわれない。そんな風に活用することが、何よりのことだと思います。

 

マインドマップ 「NLPの道具箱」 (作: 岡べ まさみち)
言葉やイメージのほかに文章やマトリックスなど様々な要素が盛り込まれたマインドマップ (作: 岡べ まさみち)

BOIはより大きく、外に行くほどより小さくかく

第1階層目の上の言葉のことを、「BOI (Basic Ordering Idea)」と呼びます。

 

BOIは、まとまりを表していますので、少し大きめに書きましょう。そうすることで、大事なところが目立ち、分りやすいマインドマップになります。

 

「1つのブランチ」には「1つの言葉」をのせる

マインドマップのブランチの上側には、長々とした文章は書きません。

 

たとえば、「13時からの営業会議の準備」のようなものも分解してください。「13時」「営業会議」「準備」と言葉を分け、それぞれを一連のつながったブランチの上に書くようにします。

 

なぜかというと、このように言葉を分けて書いておけば、後から付け足すことも可能だからです。すると、思考がせばまらず、様々な視点を取り入れて考えることができるようになります。また、マインドマップをかくスピードも上がるはずです。

 

最初は、言葉を切って書くことに慣れないかもしれないですが、ちょっと練習すると、すぐにできるようになりますよ。

 

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マインドマップの法則4 「イメージ」

 

マインドマップを作成する時には、イメージを豊かに使いましょう。

 

まず、真ん中に「セントラルイメージ」を描き、また、マインドマップの全体にもイメージをたくさん使うようにします。

 

イメージを使うことは、あなたの頭を上手に使うことにつながりますよ。

 

セントラルイメージは「カラフル」に「楽しく」

マインドマップは、真ん中から外に向かってかいていくので、一番最初にかくものは「セントラルイメージ」です。

 

セントラルイメージは、たとえば、A4サイズの用紙であれば、こぶし大以上の大きさに描きましょう。セントラルイメージが小さすぎると、そこからブランチを伸ばしにくくなりますし、印象の薄い存在感のないマインドマップになってしまいます。

 

カラフルにたくさんの色を使って、楽しいセントラルイメージを作りましょう。

 

色は脳に刺激を与えるので、カラーペンや色鉛筆を使ってカラフルなセントラルイメージを描いていると、頭の中のイメージも豊かに広がってくることでしょう。

 

マインドマップ 「マインドマップの使い道」 (作: 吉田 あゆみ)
マインドマップ 「マインドマップの使い道」 (作: 吉田 あゆみ)

全体にたくさん「イメージ」を使う

セントラルイメージ以外にも、マインドマップ全体にイメージを入れるようにしてみてください。

 

私たちの脳は、言葉よりもイメージに素早く反応します。1つのイメージは、10の言葉以上にたくさんの情報を持っており、一目見ただけでパッと分かる上に、記憶にも残ります。

 

ですので、なるべく視覚的な表現力を磨き、マインドマップの各所にイメージを入れるようにしましょう。プレゼンテーションの際の手元資料や講義録などに、イメージ豊かなマインドマップを活用しましょう。

 

カラフルでイメージ豊かなマインドマップは、今までのノートをはるかに上回るスピードで私たちの脳に働きかけるので、仕事のスピードも上がりますよ!

 

マインドマップそのものが「一枚の絵」のように

マインドマップは、そのものが絵のように見えるノートです。

 

これはとても大切なことで、絵のように見えるからこそ、記憶に残るのです。

 

試験勉強のために学んだことを、マインドマップでカラフルにイメージを使いながらまとめてみてください。きっと、そのノートはあなたの記憶に残り、あなたは絵の各所を思い出すようにして、勉強した内容を思い出せることでしょう。

 

マインドマップ 試験勉強「財務会計・第1章」(作: 塚原 美樹)
マインドマップ 試験勉強「財務会計・第1章」(作: 塚原 美樹)

マインドマップの法則5 「カラー」

 

普段、色をあまり使わないとしたら、あなたはとても損をしているかもしれません。

 

色は私たちの脳に刺激を与えてくれます。

 

小さな子どもは何も教えなくとも、カラフルなものに興味を持ちます。同じ形で、カラフルなものとモノトーンのものの2つがあったら、子どもは間違いなくカラフルな方に興味を示し、手を伸ばすのではないでしょうか。

 

私たちの脳は、もともとカラフルなものを好む性質を持ち、色からさまざまな刺激をもらっているのです。マインドマップを作成する時は、ぜひカラーをふんだんに活用しましょう。

 

「モノトーン (単色)」は「モノトナス (つまらない)」

「monotonous (モノトナス)」という英単語をご存知ですか?

 

「単調な」という意味ですが、転じて「つまらない」「変哲もない」などの意味にもなります。

 

一方、「monotone (モノトーン)」は、「単色」という意味です。

 

「monotone」と「monotonous」は、スペルを見れば語源が一緒であることが分かりますね。つまり、「モノトーン (単色)」は、脳にとってはつまらない、単調なものであるとも言えるのです。

 

ビジネスの場面では、モノトーンの風景が広がっていることが多いですね。たとえば、多くのビジネスマンはダークスーツを着ていますし、新入社員は揃って黒のスーツに黒の靴、黒のバッグを持っています。書類もほとんどモノトーンです。

 

モノトーンは、職場や改まった場などにおいては、規律正しく、また、装飾がなく真面目なイメージがあるのでよく使われています。これは、決して否定されるものではありません。

 

けれど、脳の自然な働きから考えると、モノトーンはやはり、つまらなく、退屈なのですね。

 

最近は、職場環境の中にもカラフルな色を取り入れている企業が増えてきているのではないでしょうか。色は、脳を刺激して楽しい気持ちを起こしますし、クリエイティブな感性を呼び覚ましてくれます。

 

マインドマップを作る時も、ぜひ、いろいろな色を使うようにして、脳を活性化させてみましょう。

マインドマップ「Bee Skill」
マインドマップ「Bee Skill」

「色分け」を上手く使う

色を上手に使って、分類を表現したり、大事な部分を目立たせることができます。

 

たとえば、多くのマインドマップは、ブランチのかたまりごとに色が分けられています。色分けされていることで、どこまでが同じかたまりのものなのかが、一目で分かります。違う色のものは、異なる内容のことなのだと直感的に把握することができます。

 

また、1つの色の中に違う色のものが入ると、その違う色のものだけが目立ちます。目立たせたいところがあったら、違う色を使って目立たせれば良いですね。強調したいところや、大事なところには違う色を使いましょう。

 

色を上手に活用することで、表現の選択肢を増やすことができますね。

 

マインドマップ 「Holly Hols」
マインドマップ 「Holly Hols」

「自分らしく」色を使う

普段、あまり色に興味のない人であっても、無意識のうちに、着る服の色などを選んでいるのではないでしょうか。

 

私たちが選ぶ色は、自然と、自分らしさを表したものになっています。

 

さわやかな明るい色を自然と選ぶ人もいれば、おちついた色合いを好む人もいます。やわらかい色合い、力強い色合いなど、選ぶ色はその人の「人となり」を自ずと映し出しています。

 

マインドマップをかく時にも、好きな色を自由に選んで、ぜひ、あなたらしいマインドマップをのびのびと作ってみましょう。

 

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マインドマップの法則6 「構造」

 

マインドマップは、脳が自然に行っている連想をそのまま表現するノート法ですが、論理性や構造を排除しているものではありません。

 

たとえば、第1階層目の上側の言葉であるBOIは、まとまりを表しています。まず、BOIを考えて、そこからかき始めるということは、マインドマップに構造を持たせていることになります。

 

ロジックツリーのように、次元と分類をきれいに整理したマインドマップを作成しても構いません。こうしたマインドマップは非常に構造的で、論理的なものになるでしょう。

 

一方で、あまりに構造を作ることにこだわりすぎると、自然な連想が止まってしまいます。ですので、マインドマップを作成するときは、構造化を意識しつつも、構造化だけに捉われないようにすると良いのです。

 

「矢印」と「クラウドマーク」を加える

マインドマップをある程度かいたら、最後に俯瞰してみましょう。

 

俯瞰することで、新しいつながりを発見したり、全体の関係性を見出したり、大事なポイントをみつけることができます。それは、マインドマップにかき出したことをもう一度見直し、頭の中で構造化することとも言えるでしょう。

 

そして、まず、「矢印」と「クラウドマーク (雲状の印)」を加えたいところがないか探しましょう。

 

矢印は関連性のあるところに、クラウドマークは大事なところにつけます。

 

マインドマップ 「自己紹介」 (作: 塚原 美樹) ~ 関連性のあるところに「矢印」、大事なところに「クラウドマーク」をつける
関連性のあるところに「矢印」、大事なところに「クラウドマーク」をつける

「マーク」や「ナンバー」などを入れる

矢印やクラウドマークのほかに、自分なりに作った「マーク」や「ナンバー」を配置すると、より整理がされてきます。

 

マークは、「★」「※」「○」「▲」などでも良いですし、何らかの印を自由に使ってみましょう。

 

たとえば、このマインドマップは、1日のスケジュールをかいたものですが、各々の仕事にかかる時間数が水色で書き加えられています。また、いつ行うかという時間も書き込まれています。

 

マインドマップ 「1日のスケジュール」 (作: 塚原 美樹)
マインドマップ 「1日のスケジュール」 (作: 塚原 美樹)

 

このように、自分なりの工夫をマインドマップに追加することで、思考が構造的にまとまっていくのです。

 

このように、脳のランダムな連想を上手く生かすことのできるマインドマップ。

 

自分なりの工夫をたくさん取り入れて、頭の整理に活かしましょう。

 

バラバラだった情報も、マインドマップをかくことで、きちんと構造化されてきますよ。

 

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