講師の岡べまさみち です。
皆さんこんにちは!講師の岡べまさみちです。マインドマップを使うと自由に連想が広がり易くなります。この連想を広げる力がアイデアを出す時にとても役立ちます。そこで今回は連想を広げる方法として、マインドマップを使った謎かけの作り方をご紹介します。
謎かけってご存知ですか?よく落語家さんが大喜利でやっていますね。「○○とかけて、△△ととく。その心は□□。」ひとつのお題から、一見関係なさそうなものをいっておいて、実はこういうつながりがある、と謎を解くお遊びです。
上手く謎がとけると、どっと笑いにつながる訳ですが、これを上手く作れる人は連想力が強い人です。日常会話で笑いを取ることが出来る人をよく見ていると、この連想力が強いと感じますね。
そしてアイデアをたくさん出すことが出来る人はこのやはりこの連想力が強い人です。ひとつの事柄を見て、多くの連想を行うのでより幅広い視点でモノごとを捉えることが出来るのです。そして、時には人が思いもよらない結びつきから解決策を考え出したりします。思いもよらない結び付きからの解決策、これがアイデアです。
アイデアがたくさん出せるようになるほど、モノごとへ柔軟に対処しやすくなります。ですから、これからのビジネスパーソンには、まさにこの連想力が必須の力となってくると言えるでしょう。
さて、そんな連想力を鍛える練習としてマインドマップを使って謎かけを作ってみましょう。やり方は簡単です。中央にお題を書いて、まず自由に発想を広げます。思いついたことを思いつくままに、素早く言葉をつなげていくだけです。ミニマインドマップで素早く書き出しましょう。
私がやってみたのが、このマインドマップです。
お題を「雲」としてみました。中央に雲と書いて、自由に連想したものを書き出していきます。
すると、色々な言葉が連想として書き出されて来ます。一通り発想し終わったらそのマインドマップから面白そうな言葉を選び出します。
謎かけは次のどちらかの結び付きから作れます。
1.同音意義語の結びつき
2.形態の結びつき
まずは同音意義語として、雨と飴を発見しました。そこで飴から何か思いつかないかな?とさらに考えます。すると保険のおばちゃんが飴をもってくることを思い出しました。
「雲とかけて保険のおばちゃんと解く。その心は、アメがつきものです」とひとつ謎かけを作ることが出来ました。
次に、白いという形態に注目します。雲は黒いこともありますが、大体が白いですよね。
これと似た現象はないか?と考えます。大体が白いって出来が悪いときのテストの答案用紙みたい、と思いつきます。そこで、「雲とかけて調子が悪いときのテストの解答用紙ととく。その心は、ほとんどが白です」と作ることが出来ました。
こんなふうに皆さんもマインドマップを使った謎かけづくりに挑戦してみませんか?マインドマップで連想を広げる練習になりますよ。そして、そのことは、きっとみなさんの創造力を高めることにつながります。
(講師: 岡べまさみち)
マインドマップを90分で体験できる「マインドマップ オンライン体験会」はこちら。
マインドマップを無料で学べる「マインドマップ・ビデオ講座」はこちら。