代表の塚原美樹です。
社会人として身につけておきたいスキルの中でも、私が特におススメしたいのは「質問力」です。
コーチングやファシリテーションも、実はその本質は「質問する力」にありますし、問題発見力というのは「質問を考える力」でもあります。
また、そもそも「考える」ということは、「問い」から始まっているとも思うのです。
「どうすれば、もう少し早くできるだろうか?」
「どうして、こういう仕組みにしたんだろうか?」
など、「問い」を持つところから「考える」ということは始まっていますよね。
「問い」を持てる人は、業務改善を推進したり、仕事もどんどん上手になって、進化していきます。一方で、「問い」を持てない人は、与えられたことをそのまま受け取るだけで、何の進歩も生み出しません。
「問い」をたくさん持てる人と持てない人の違いは何でしょうか?
私は、この違いは「繋がりを探す」力にあると、考えています。
何かを見たり、知ったりした時に、「これは別の何かと関係していないか?」と「繋がりを探す」エネルギーが働くと、「問い」が生まれます。
そして、「繋がりを探す」ためには、全体を見渡すことが大切でもあります。一つのところだけを見ていても繋がりは見つかりませんが、大きく全体を見渡すと、思わぬところに繋がりが発見できます。
「ああ、ここでこういうことが起きているのは、もしかしたら、こっちのことが関係しているのかな?」
「この仕組みはどこと繋がって、全体を構成しているんだろうか?」
このように、全体を見た時には新たな繋がりを発見しやすいのです。
マインドマップの考案者であるトニー・ブザンは、「脳のしている仕事」は、
Imagination & Association
であると言っています。これは日本語にすると、
思い浮かべること & 繋げること
です。
そして、ブザンはよく「Big Picture」という言葉や、「全体像」を意味する「Gestalt(ゲシュタルト)」ということを話します。
マインドマップを使うことは、実は、Big Pictureで物事を捉え、脳のAssociation(繋がりを探す)作業を助けることにもなるのです。
「質問力」を高めようと思ったら、ぜひ、マインドマップを使ってください。
全体を見ることで新しい「繋がり」が発見でき、新たな「問い」が生まれて来ると思いますよ。♪♪♪
(執筆: 塚原 美樹)
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