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マインドマップで本から知識を仕入れる

マインドマップで本から知識を仕入れる

皆さんこんにちは!講師の岡べまさみち です。

 

本はいいですね。知識の宝庫です。もちろん本には当たり外れはあると思うのですが、時にもの凄く役に立つ情報が驚くべき安さで手に入ったりします。

 

私は講師という職業柄、本を沢山読みます。あるテーマで講座を行うとすると、その分野の本を沢山仕入れて片っ端から読んでいきます。やはり、講師を務める以上最低限の知識がないとダメだと思うからです。このとき役立つのがマインドマップです。

 

あるテーマを調べようと思ったとき、まず関連しそうな本を5冊ほど仕入れます。大型書店にいって読み比べて良さそうな本を買ってきたり、最近ではAmasonで検索して購入することも多いです。

 

そうして仕入れた本に、まず全部ザーっと目を通します。1冊あたり、内容の少ない本だと30分、文量が多ければ2時間程度で流し読みします。同じテーマの本を何冊か読み比べることで、その本の良し悪しが分かり易い。この時点であまりしっくり来なければ、更に本を買い足していきます。

 

これは良い本!と思える本が出てきたら、それをマインドマップにまとめます。マインドマップにまとめることでその本が言っていることが鮮明に理解出来るようになります。

 

本は次の手順でマインドマップ化していきます。

1. その本を象徴するようなイラストを紙の中央に書きます。本の表紙の絵でも良いですし、作者の似顔絵でもOKです。

 

2. 目次をみてその本の構成を理解します。何章からなっていてどのような内容が述べられているのか。そしてそれをBOI(中央のイラストから伸ばした第1 階層目のブランチの上のことば)として書いていきます。

 

3. 各章を読んでそのポイントを書き出していきます。線をつなげるように、段落毎のポイントや印象に残った図表を書き出していきます。この時ポイントを探すように読んでいくので、集中力が高まり普通に読むより速く読めます。また、読んだ内容がリアルタイムで記録されますので、時々振り返りながら読むことができ、理解が深まります。

 

4. 全て読んで書き出し終えたら、目の前にその本の全体構成とその要点が見える化されます。このマインドマップをしばらく眺めてその本全体を理解し、その本からわかったことや自分にとって大事だと思える点を明らかにします。ここまでの作業が大体3時間ぐらいです。

 

5. 良いと思う本が数冊ありそれらをマインドマップにまとめたら、ひとつに統合するマインドマップを作ることも出来ます。すると、そのテーマについての理解がもの凄く深まり自分の意見や考えがしっかり出来上がります。

 

このマインドマップは問題解決の本をマインドマップにまとめたモノです。問題解決は人気があり、沢山の本が出版されていますね。いくつかの本をマインドマップにまとめながら読むことで問題解決の定番的な考え方が分かった一方、様々なアプローチの仕方も知ることができました。

 

本の内容をマインドマップに書き出すことで、本に対する理解が格段に上がります。皆さんも本から知識を仕入れたいと思ったときはマインドマップを書いてみてください。きっとその良さが実感できます。

 

(執筆: 岡べまさみち)

  

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