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誰もがマインドマップの絵を描く能力を持っている

誰もがマインドマップの絵を描く能力を持っている

代表の塚原美樹です。

 

 マインドマップを学ぶ時のハードルとなりがちなのが、「絵を描かないとならない」という気持ちでしょうか。

 

「絵を描くのは苦手」と思い込んでいる人は、本当にたくさんいらっしゃいます。

 

講座をやっていると、約9割の人は「絵が苦手」「絵心がない」などと、自分のことを評しています。

 

けれど、本当に絵が描けないのかというと、そんなことはありません。みなさん、実は描けるんですね。

 

本当は絵が描けるのに、知らないうちに苦手意識を持つようになり、そのせいで「絵が描けない」と思い込むようになった人がほとんどなのです。

 

マインドマップの考案者のトニー・ブザンは、「誰もが絵を描く能力を持っている、脳はそのようにできているのだ」と言っています。

 

確かに、私たちの祖先は、字がない時代から壁画を描いていましたよね。

 

また、小さな子どもは、教えなくても絵を描くことを楽しんでいますよね。うちの息子も1才の時、私が目を話すと、壁でもどこでも、色鉛筆で好き勝手になぐりがきしていましたよ! 子どもにとっては、落書きすることが楽しくて仕方ないんですよね。

 

絵を描くというのは、私たち人間の本能的な行為とも言えそうですね。そして、私たちの脳は、言葉よりも絵や形、図などのほうを素早く取り込み、記憶します。

 

私自身も、絵は苦手なほうだったのですが、マインドマップを始めてからは、あえて描くようになりました。

 

絵を描いたり、図を使ったりすると、自分の能力が高まることが分かったからです。

 

     (執筆: 塚原 美樹)
   

 

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