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マインドマップをかき始めた時に現れる2種類のタイプ

マインドマップをかき始めた時に現れる2種類のタイプ

皆さんこんにちは!講師の岡べまさみち です。

 

今日はマインドマップに入れるイラストのお話をします。

 

マインドマップは思考を上手に使うためのノート術と言えるのですが、このためにしている工夫が、マインドマップにビジュアル表現を沢山入れるということです。

 

ところがマインドマップをかき始める時、人はふたつのタイプに分かれます。

 

ひとつが、絵やイラストに抵抗なく取り組める人

もうひとつが、絵やイラストが描けない、苦手だという人

 

絵やイラストに抵抗のない方は、初めからとても楽しくマインドマップをかき始めることが出来ます。

その調子です。

なんといっても楽しく取り組めるのがマインドマップのいいところなのですから。

 

そうでない方、実は絵を描くことが苦手ですという人は結構多いです。

先日も某セミナーで「では、テーマを良く表すモノを絵で中央に描いて下さい。」とお願いしたところ、「ぜんぜん描けません!」と二人の方に抵抗されました(笑)。

 

どんな方でも小さいときは伸び伸びと落書きをしたことがあるはずです。

マインドマップも基本はそれでいいのです。しかし大人になった今、描けない人がとても多い。

 

これには原因がいくつかあると思うのですが、ひとつは周りの大人がその子の描いた絵をあまり褒めなかったことがあると思います。

 

私は子供の頃よく漫画の主人公を写して遊んでいましたが、決して上手なものではなかったです。

でもその時母親がとても褒めてくれたのを覚えています。おかげ様で「将来は漫画家になる!」と思ったほど漫画をかくことが好きになりました。

 

もうひとつの原因は、やはり学校教育のあり方でしょうか?

思考を上手く使うためには、イメージ力が必要という観点があまりない。

イメージ力を鍛えるには絵を描くことが効果的ですので、その観点があれば、授業の中でももう少しその時間をとっても良いと思います。

 

それで、「絵が描けません!」とおっしゃった方には、写真のスライドをお見せしました。

 

「絵といっても、ごく簡単なイラストみたいのもので良いのですよ。顔の表現なんか丸と線だけで描けますよね。

少し工夫してアイコンみたいなものや単純な記号なんかでもいいのです。」とお話ししたところ、「先生! あの右上の犬なんか絶対描けません!(笑)」とおっしゃいました。

 

「なるほど~、わかりました。では、文字でも良いです。

日本語は上手くしたもので、文字にも感情を込めやすいのです。ですから、テーマを表す言葉で良いので、そこにイメージや感情を込めて表現して下さい。」といいまして、ようやくかき始めて頂きました。

 

 

マインドマップの醍醐味はそこにイメージを表現出来ることです。もし、絵が苦手と思うかたは、文字に気持ちを載せるところから始めて下さい。

 

ビジュアル表現を持たせることがだんだん楽しくなってきますから。

 

(執筆: 岡べまさみち)

  

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