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マインドマップを小学生の学習に使う

マインドマップを小学生の学習に使う

皆さんこんにちは!講師の岡べまさみち です。

 

先日機会があって、中学校の入試問題に挑戦してみました・・・・・。

 

これはこれで、いやなんとも、難しい。

いまさらですが小学生でこれぐらいの問題を解けないとダメなのかとちょっと驚きました。

 

例えば算数の問題でニュートン算というものがありまして、ものの増減を計算するのですが、これが難しい!!

中学生ならXとYを使えばすぐ解けるのですが、小学生はXYを使えないので、考え方の根本を理解しないと解けません。

むしろこっちの方が難しいのではないかと感じました。

 

ところで、小学生の最大のテーマは勉強ですよね。

苦労しているご家庭も多いかと思います。

そこで、マインドマップです。

なんといってもマインドマップは勉強のためのツールですからね。

小学生の学習に役立てるにはどのようにすれば良いかを考てみました。

 

1. 情報を整理する

教科書を理解するためには、まず全体の構成を把握する必要があります。

この教科で教えている全体とひとつひとつの項目のつながりですね。

これがわかっていないとどう理解すればいいのかが見えてきません。

全体はどのようになっていて自分は今どこにいるのだろう?

これがわかると理解力が格段に高まるのです。

 

ところが教科書は左脳的な表現で情報が表記されています。

文字の羅列です。

これをマインドマップにするとスッキリと整理されてわかりやすくなります。

 

例えばこのマインドマップは、理科の地球に関する部分をマインドマップで整理したものです。

全体がとてもわかりやすくなるので、理解も記憶もしやすくなりました。

 

2. 考えをまとめる

教育改革が言われています。

日本でも創造性をもっと高め、コミュニケーション力が発揮出来るように教育を変えていこうとするものです。

これからは試験でもより強く自分の意見を求められるように変わっていきます。

 

でも、いきなり自分の意見を書きなさいと言われても大人でも難しいですよね。

これ、なぜかといいますと、考える→書くというプロセス、本当はこの間にもう1ステップいれないと頭の働きにあってこないからです。

 

頭の中に浮かぶ考えはいろいろなことが断片的に瞬間的に浮かびます。

時には言葉ではなく刹那的なイメージが、パッと浮かんでは消え浮かんでは消え、色々なことが頭をよぎります。

この段階では、どちらかというと右脳的な頭の働き方です。

 

文章にするということはそれらを整理し、まとめ表現するということ。

これはどちらかというと左脳的な頭の働き方です。

頭に浮かぶ考えは初めから理路整然とした文章では浮かばないということですね。

ですから、いきなり意見を書いていくのはとても難しい作業になるのです。

 

そこで頭の働きに沿って、中間地点に思考をしやすくするように思いつくことをまず断片的で良いので、書き出すとわかりやすくなるのです。

マインドマップの出番です。

マインドマップを使うと頭の中が書き出され視覚化するので、意見をとても効率的に整理しやすくなります。

 

思考を整理するためのマインドマップの例はこちらの記事が参考になりますのでご覧ください。

↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓

 

https://www.mindmap-school.jp/blog/organize-thinking/

 

 

3. 習慣を整理する

最後に小学生の親御さんの悩みは、子供の生活習慣ではないでしょうか?

ものを片付けない、勉強をしない、持っていくものを準備できない・・・・

 

これらもマインドマップで整理すると大きく改善します。

 

大人でもなかなかやるべきことをさっさっと行動できないもの。

ましてや子供ならなおさらです。

やるべきことのマインドマップを書いて冷蔵庫にはってみてはいかがでしょうか?

今なにをするかが一目瞭然になりますので、子供の行動が変わります。

 

初めはお父さんお母さんが率先してマインドマップを書くと良いでしょう。

楽しんでやっていると、子供もきっと参加してきますよ。

 

(執筆: 岡べまさみち)

  

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