![写真 「書籍に存在するさまざまな要点」](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s0a56e948896337df/image/id8d0b094a82d403b/version/1523284187/%E5%86%99%E7%9C%9F-%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E3%81%AB%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%96%E3%81%BE%E3%81%AA%E8%A6%81%E7%82%B9.jpg)
塚原美樹です。
前回は、トップダウンの分類のうち、フレームワークを使う方法について解説しました。
今日は、「フレームワークを使わずに」トップダウンで分類し、整理していく方法を解説したいと思います。
これは、文章をまとめる時などに使うと良い方法です。
1.文章をまとめるマインドマップ
文章をマインドマップにまとめる時には、次の手順で行いましょう。
- 文章全体をざっと読み、いくつかのパートに分ける。
- それぞれのパートにタイトルをつける。
- マインドマップのセントラルイメージを描く。
- マインドマップに、タイトルの数だけメイン・ブランチを描く。
- 各々のメイン・ブランチの先に内容をまとめる。
- 最初から細かいところに入り込まず、まず大雑把にまとめ、徐々に細かいところを付け足す。
- なるべくイメージを活用しながら、まとめていく。
この方法のポイントは、最初から一つのブランチのところを細かく書くようなことはせず、最初は大雑把に全体的にまとめるというところです。
なぜ、このようにすると良いかというと、何かを理解する時には、まず全体像を把握したほうが理解が早まるからです。
文章を読みながら、いきなりノートにまとめて行こうとする人がいますが、これはあまり良い方法ではありません。まず、文章の全体の構造を把握するところから始めるのです。
さて、この方法もトップダウンの分類法の一つです。まず最初に、文章を分け、それぞれのパートにタイトルをつけることで、整理箱を用意し、その整理箱に内容をまとめています。
2.勉強に応用できるマインドマップ
文章をマインドマップにまとめる方法は、学校や資格試験のテキストにも応用ができます。
テキストの場合には、小見出しなどがしっかりついているので、文章をパートに分ける作業が簡単にできるはずです。
一方で、文章をまとめるときは、言葉が中心になりがちですが、あえてイメージを使うことをお勧めします。
イメージを使うことで、まとめた内容が記憶に残りやすくなりますし、文章で表すよりも図解化したほうが分かりやすいこともあります。
さて、関連記事を書いていますので、こちらもあわせて読んでみてください。
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シリーズ記事 【マインドマップの使い方】思考整理