塚原美樹です。
先日、某企業様に「整理力養成研修」をご提供させていただきました。
みなさん、業務が多すぎて、頭の中がゴチャゴチャになってしまうので、それをどうにかしたいということなのです。
確かに、業務が多くて忙しくなってくると、いろいろなことを考えなくてはならず、つい考え忘れが起きたり、どこから手をつけていいか分からなくなったりしますよね。
そんな時こそ、マインドマップの出番です!
ということで、研修の中にも、マインドマップを取り入れました。
今回は、その研修の内容をもとに、マインドマップを使った思考整理について解説していきたいと思います。
「思考整理」と一言で言っても、実は頭の中では、さまざまなことをしています。これを大きく分けると、
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分類する
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深める
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統合する
の三つになるのではないかと思います。
いろいろなことに取り組まなくてはならなくて頭がゴチャゴチャという時、まず、そのいろいろなことを分けて整理しないとならないですよね。これが「分類する」ということです。
けれど、分類すれば終わりかというと、それだけではスッキリしません。ただ分けられただけですから、何かが見えてくるわけでもなく、分かってくるわけでもないわけです。
そこで、分類したあとに必要なのが、思考を「深める」ということです。
分類してみると、考えるべきことの優先度なども見えてくるでしょう。そうしたら、それぞれについて、優先度の高いものから考えを「深める」ということです。
さらには、分類したものをバラバラに考えて終わりでもありません。最後に、分類したバラバラなものの相互の関連性などを考える必要があるでしょう。これが「統合する」ということです。
ここまでやって、初めて、「頭の中がスッキリした!」「やるべきことが見えてきた!」という感じになるのではないでしょうか。
さて、次回からは、この「分類する」「深める」「統合する」という「思考整理」の要素について、マインドマップをどのように使っていけば良いのかを解説していきたいと思います。楽しみにしてくださいね。
なお、こちらにもちょっとだけ関連記事を書いていますので、あわせて読んでみてくださいね。↓↓
シリーズ記事 【マインドマップの使い方】思考整理