![新しい問題を自ら発見して取り組める人材を創るためのマインドマップ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=655x10000:format=jpg/path/s0a56e948896337df/image/ia3264a3128f512d5/version/1569721166/%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%82%92%E8%87%AA%E3%82%89%E7%99%BA%E8%A6%8B%E3%81%97%E3%81%A6%E5%8F%96%E3%82%8A%E7%B5%84%E3%82%81%E3%82%8B%E4%BA%BA%E6%9D%90%E3%82%92%E5%89%B5%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97.jpg)
代表の塚原美樹です。
「言われたことはしっかりやるけれど、新しい問題を自ら発見して、取り組めるような人材が育っていない」
こんな話を、最近よく聞きます。
あなたの会社ではいかがですか?
日本社会に、なぜ問題発見力のある人材が育たないのだろうか、と考えてみると、会社の中で長年の間に身につけた「物の見方」「物の考え方」が原因なのかな、という気もするのです。
その背景には、戦後の復興と高度経済成長、護送船団方式の経済政策の影響なども隠れていそうです。
たとえば、トップダウン的な社風の会社では、上長や先輩の言うことは絶対で、「それは、おかしいんじゃないでしょうか?」「なぜ、こうなっているんですか?」といった質問がしにくい環境になっていることがあります。
質問ができない環境で長年仕事をしていると、物を深く考えなくなってしまうんですね。
そして、社員さんは、「問題は上から与えられるもの」という思考パターンにはまってしまいます。
すると、問題を分解するだけで、問題の背景などを深く考えないような「物の見方」「物の考え方」が身についてしまうのです。
もともとは優秀な人たちが集まっているはずなのに、本当にもったいないですよね。
何かを見たり、考えたりする際、単純に「分解」するだけではなく、もっと多角的にその事象を見てみたり、背景を推論してみたり、全体を合わせて何かを見出したり、という思考パターンを身につけていかないと、「問題発見力」は高まらないでしょう。
問題が決められてしまっている環境で働き続けると、こういう思考訓練がしにくいですね。
さて、マインドマップは、もしかすると、「物の見方」「物の考え方」を変化させるのに、役に立つかもしれないですよ!
全体を見渡しやすく、多面的に物事を考え、思考を統合するツールとして、とてもいいのです。
(執筆: 塚原 美樹)
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