みなさまこんにちは、文房具大好きシステムエンジニアの大澤健広(おおさわたけひろ)です。
マインドマップの学校ではオンライン講座が開講されております。
その講座では期間中に私達講師陣とマンツーマンの相談会をすることができるのですが、私が受講者さまから必ず頂くご質問として「仕事でどう使っているのですか?」というものがあります。
毎回「いつでもどこでもメモを取ったり考えたりする場面ではマインドマップ使ってますので、いつも使ってますね。」なんて解答をしているのですが、今回は特に強力に使える「議事メモ」にフォーカスしてお話していこうと思います。
マインドマップの講座では、「マインドマップは脳の思考を可視化したもの」と説明しますが、議事メモをマインドマップでとるということは「議論を可視化したものをつくる」ということと同義です。
添付の画像で簡単な議事録のイメージをかきましたが、ブランチの状況を見ればその議論の流れを読み解くことができます。
ブランチが枝分かれしていなければ、おそらく発散が足りませんし、1箇所で深く伸びているならそれは深入りし過ぎており、逆に浅ければ議論が足りません。
枝の密度自体がなければそもそも議論に上がってないでしょうし、密度が高過ぎるなら別の話題に移ったほうが良い可能性がある、という感じでリアルタイムで議論の状態を手元で可視化できるのです。
ここまで可視化できているなら話はとても簡単で、手元のマインドマップがきれいなバランスが取れた形になるようにファシリテーションをすると良い会議にすることが可能です。
きれいなバランスになるようにマインドマップを作ろうとしているだけなのに、他の参加者はその議論の誘導っぷりに感謝して、一目置かれること間違いなしです。
特に昨今はリモートでの会議となりますので、議論をうまく行うためにはそれなりのコツや慣れが必要ですが、この方法はその助けにもなるでしょう。
本来のマインドマップの使い方とはまた異なる方法ではありますが、こういった応用も可能ですので試してみてください。
2枚めの写真は実際の議事メモ(60分くらいの打ち合わせをA4サイズで記録)ですが、矢印を引いたり色分けをしたりして、常に議論の流れを見ています。
機密情報であるためモザイクとぼかしを二重でかけてますが、仕事でもマインドマップは活用できることが伝われば幸いです。
【今日の文房具ネタ】
ALTNA スタンドペンケース<マグネット付>
最近お気に入りのペンケースです。
立てて使えて、蓋にマグネットが仕込まれているので、スチール板やブックスタンド、デスクトップPCに貼り付けることもできます。
いつでもどこでもお気に入りのペンを使いやすく持ち運べて貼ることや立てることができるので、自宅やオフィス等働きやすい場所で働く今のスタイルにはぴったりです。
(執筆:大澤健広(おおさわたけひろ))
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