みなさまこんにちは、文房具大好きシステムエンジニアの大澤健広(おおさわたけひろ)です。
今年も花粉の季節がやってきました。
リモートワークがずっと続いており、花粉症である私は外出機会が減っているので今年は随分とラクに感じます。
まだまだ世の中は厳しい状況が続きますが、こんなところでリモートワークのメリットを感じることがあるとは思いませんでした。
さて、私が講師をやらせていただいているマインドマップの学校ではオンライン講座がございます。
そちらでは講師は担当性になっておりまして、私が普通の会社員(社畜)であることから、ビジネスシーンでのご活用を検討されている方からご相談をいただくことが多いです。
そこで実際にビジネスシーンでどうマインドマップを利用しているかを今回はお話しようかと思います。
私は大きく3つの場面でマインドマップを活用しております
大まかに分類すると企画・記録・整理です。
まず企画ですが、アイディアやプロジェクト推進の作戦を練ったりプレゼン資料の構成を検討するときにマインドマップを利用します。
考え事をするときにすぐにアイディアが出てくればよいですが、そのようなことは稀ですので普段からマインドマップをかきながら考えています。
そして考えたことはそのまま資料にして人に伝えることがセットになりますので、考えることに使ったマインドマップはそのまま資料作成のインプットになることも多いです。
次に記録ですが、議事メモの記録や研修やセミナーがあればそのときのメモにマインドマップを利用します。
手がきのマインドマップでメモをとることももちろんありますが、議事メモをチーム内で共有するときにはマインドマップを頭の中で使っています。
職業柄 Markdown で議事メモを作成して共有しますが、頭の中ではマインドマップを思い浮かべて議論を構造化しながらメモしています。
※ Markdown(マークダウン):メモ帳アプリ等のテキストエディタだけで、記号等を利用しながら箇条書きや段落等を表現するマークアップ言語。インデントや箇条書き等構造化された文書を簡単に生成できる。
またその日の日報や日記をマインドマップでかくと、その日何があったのかがひと目で分かるので活用しています。
最後に整理ですが、プロジェクト課題をやっつけるのに使うことが一番多いです。
大規模プロジェクトでは毎日のように課題が出てきますが、取り扱うには大きすぎる課題も多いです。
そういったときにはその課題を分解、どんどん細かくして容易に取り扱えるようにしていくのにマインドマップを使います。
マインドマップを使って課題を分解すると、多角的に視座を変えながらその課題を取り扱うことが同時にできるので、課題の整理が終わったときには突破口も一緒に見えていることが多いです。
またプロジェクトではタスクが毎日湯水のように湧いてきますので、そういうタスクを整理、優先順位をつけて取捨選択するのときにもマインドマップを利用します。
物量に押されて挫けそうになることもそれなりにあるのですが、そういうときこそマインドマップをかいて、タスクを見える化、取り扱いができるようにしています。
今回はビジネスシーンのどういうところにマインドマップを利用しているか、私の経験をもとにお話しました。
ビジネスシーンでもマインドマップが大活躍することが伝われば幸いでございます。
【今日の文房具ネタ(番外編)】
34インチウルトラワイドモニター(とディスプレイアーム)
最近は文房具というよりテレワーク愛用品のガジェットのご紹介になっているのですが、今回ご紹介するのは34インチウルトラワイドモニターです。
職業柄、技術的なことをインターネットで調べながら資料を作ったり、システムの挙動を調べながら資料作成したり等、なにかをしながら別のことをやるということが多いです。
そういったときに役立つのがこのウルトラワイドモニターです。
画面の表示領域的には普通のディスプレイの2枚分の横幅(3840ピクセル=4Kと同じ横幅=フルHDの2倍)があるため、横並びで複数の資料を見ることが可能です。
マルチディスプレイ構成だとディスプレイの間を視点が移動するので煩わしさを感じるのですが、1つのディスプレイで表示しきれるので視点の移動が少なく快適です。
少し高い買い物にはなってしまうのですが、テレワーク生活を快適にするためにディスプレイにこだわるというのは非常におすすめです。
(執筆:大澤健広(おおさわたけひろ))
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