トニー・ブザンのダ・ヴィンチの法則 No.5 「法則・その4 ~ すべてのことはつながっている」

写真 「少年野球の試合風景」
スポーツで学んだことを仕事で活かせるなど、人の学習も「つながり」を持っている

塚原美樹です。

 

マインドマップの考案者であるトニー・ブザンに教わった天才に近づくための「ダ・ヴィンチの法則」。

 

その四つ目は、「すべてのことはつながっている」です。

 

確かに、世の中というのは、様々なつながりで成り立っていますが、これを知ることと天才になることとの関連はどこにあるのでしょうか?

 

今回は、このテーマについて考えてみましょう。

 

何かの物事を見る時に、機械のパーツを分解していくように、要素分解的に見ているだけでは、本来の姿が見えないということがあります。全体のつながりを見てこそ、本来の姿が見えるのです。

 

たとえば、こんなことはありませんか?

 

学校で問題を起こす子供をどうにかしたいと思った時、その子だけを見ていても解決策は出てきません。ところが、その子の家族や友人関係、先生との関係などを、全体的に見てみると、実は、様々なことがからみあって、めぐりめぐってその子の問題につながっていることが分かったりします。

 

すると、その子をどうにか直そうとするよりも、全体の関係を変えていくことの方が、その子の問題の解決につながったりします

 

社会システムというのは、このように、様々な「つながり」でできあがっています。

 

また一方で、「すべてのことはつながっている」という言葉を、人間の「学習」と結びつけてみたらどうでしょうか。

 

たとえば、学生時代にスポーツ部などの活動に取り組んで学んだことを、仕事の場で活かせたという経験をお持ちではありませんか?

 

多くの人が「そういう経験がある」と思うことと思います。

 

つまり、私たちの「学習」も、非常に複雑な「つながり」の中で行われており、様々な経験や知識は、一つとして無駄ではなく、すべてめぐりめぐって、今、学ぶべきことにつながっていると考えることもできるのです。

 

マインドマップは、この「つながり」を見出すのにとても役に立つツールです。

 

何らかの問題解決について考えている時でも、とにかく思いつくことを書き出してみましょう。そして、最後にマインドマップを俯瞰するのです。

 

すると、今まで見えていなかった新しい「つながり」が見えて来るかもしれないですよ。

 

「すべてのことはつながっている」という法則の意味が、マインドマップではっきり分かるかもしれませんね。

 

ダ・ヴィンチの法則」については、こちらにも記事がありますので、あわせて読んでみてくださいね。

 

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