
「マインドマップの学校」で月に1度記事を書いております、インストラクターの丸山清武と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
今月の投稿は、尾原和啓さんの著書「プロセスエコノミー」を読んでまとめてみました。
完成品ではなくて、その「制作過程」を売る!
良いモノだけでは稼げない時代の新常識と言うことで、その途中にある物語に価値があったり、一緒に参加することに価値を感じる、現代の人の価値観の変化について解説しています。
商品のクオリティーだけで勝負しても大差のない現代。
良いもの秒でコピーされて、どれもそこそこのクオリティーで差別化しにくい。
どこで差をつけるか? それはその商品の制作過程にある。
制作過程に価値があり、制作過程がお金を生むのだという。
面白い例えとして
(1) レストラン型から、バーベキュー型に変化した。
(2) オーケストラ型より、ジャズ型
(3) ジグソーパズル型ではなく、レゴブロック型
それぞれ、現代の若者の傾向であったり、時代から求められているだったりの例えです。
(1)は、出来上がりを待ってそれを楽しむより、その過程に参加して、小さな役割を任されてやるのが楽しい。
(2)は、決まったレールの上を狂いなく進むより、途中アドリブがあったり自由度がある方を好む。
(3)は、正解を見つけることから、自由度が高く発想を広げることが求められている。
どれも、納得することばかりの一冊でした。
(執筆: 丸山 清武)
マインドマップを90分で体験できる「マインドマップ オンライン体験会」はこちら。
マインドマップを無料で学べる「マインドマップ・ビデオ講座」はこちら。